てぃーだブログ › Yamabikodasen Gandhi-league › 池田選手 › 徳商野球部、マンガ化

2005年08月03日

徳商野球部、マンガ化

3日発売の少年マガジン36・37号で
「終戦60周年特別企画第二弾」と銘打たれた
ドキュメントマンガ「幻の甲子園」
(巨弾66P)が掲載されました
寺嶋裕二・著
大分前から徳島新聞あたりでは盛んに宣伝してたんですが
1942年夏、徳島商業
「幻の優勝」を素材にしたマンガです
なんで幻なのかというと戦時中のため
参加校が徳商と宇治山田農林だけだったのです
というのは嘘です

ちゃんと甲子園で行ったまともな全国大会
だったにも関わらず
主催が朝日じゃなく文部省だったとか
よくわからない理由で
歴史から抹殺されているのです
かわいそう!
でもおかげで今も語り草なのだから
まあ良いのか

決勝の平安戦、延長11回
徳商2死満塁の場面
マンガでは稲原監督が
「ええか!! この3分間で
 徳島の歴史が変わるんじゃ!!」
と激を飛ばしたことになってますが
実はこのセリフには続きがあると言われてます
それは
「(打席で)目ぇつぶって立っとれ!」
という押し出し狙いの渋いアドヴァイス。
で、ホントにそうしたらしいです
結果的にそれで押し出し取ってサヨナラ勝ちを決めたから
多分適切な状況判断だったのでしょう……
「しょぼい勝ち方」とか言うな!
アストロ球団対ビクトリー球団の試合も
押し出しで勝負着いたんじゃ!

余談ですが
「蔦や北島ら上の連中に較べたらどうしても小粒」
というコメントで池田の蔦監督の
選手時代の話題がちょろりと出ます
何人か名前のない上級生が顔を出すんですが
そのうちの一人は蔦はんのイメージで
描いてるのかもしれません

もうひとつ余談を付け加えると
ユニフォームの徳島商業は
右→左に
つまり「業商島徳」になってるんですが
スコアボードとその上の看板は
今と同じく左→右の表記になってました
野球のスコアボードとかは当時から
アメリカと同じ表記だったんですかね?

ともあれ是非多くの人に読んでもらって
「少しは徳商も応援してみようかな」的気分に
陥って欲しい、そんな珠玉の名作です


同じカテゴリー(池田選手)の記事
大学野球選手権
大学野球選手権(2023-06-04 18:43)

篠原投手、日体大へ
篠原投手、日体大へ(2022-01-09 13:21)

日本生命新監督
日本生命新監督(2021-10-30 13:56)

都市対抗!
都市対抗!(2020-11-28 07:47)

体力測定
体力測定(2019-12-02 09:26)


Posted by ジャッカルすけきよ at 03:17│Comments(0)池田選手
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。