徳島大会終盤戦&新チーム
池田ロストな7月後半
池田OB監督対決となった県大会準決勝、板野ー生光戦を観に行ってきました!
板野・和田監督は片山投手、宮内外野手らと同じ85年センバツベスト4メンバー。生光・河野監督はぐっと若く、確か矢川監督の教え子にあたるのでは? 大学卒業後、今をときめく加計学園・岡山理大付でコーチしてたような気がしましたけど違ったかも。なんやかやで生光のコーチとなり今に至ります
生光は秋の優勝校で、この夏は鳴門を止める殊勲を挙げたシード校。目に鮮やかな青いユニフォームですが、洗うと色落ちするのか、めちゃ薄まった色のを着てる選手が何人かいます。
板野は前の世紀の末頃に身長150センチ台とかの小柄なエースで決勝進出し、池田に負けたのを覚えてますが、たぶんあの時以来の決勝戦に、この試合に勝てば進めます。大黒柱「四国ナンバー1右腕」森井投手はここまで被安打3、1、1という無敵ぶり。外野にほとんど打球が飛んでないと聞きどんな化物かとびびりましたが、生光の先頭打者にいきなり痛烈な外野越えツーベースを食らってました。その後も打たれながらの苦しい投球。くそ暑い上、ここまで毎試合けっこう球数多かったようなのでそろそろへばってきたか、生光打線がこれまでの相手とは段違いに強力なのか。この試合で初めて観た自分には判断つきません。
森井投手は186センチだったかの大型右腕ですが、サイドに近いくらい低いところから投げてくる印象。フォームの本格派っぽい迫力、という点ではユーチューブで見た白川投手のほうが上だと思います。ストレートはさすがに速かったですね。低めにびゅーんと突き刺さる球が結構綺麗です。ただボールストライク、良い球悪い球、はっきり分かれちゃうとこはあったのかな? 最速150とかなら多少外れてても空振り取れそうな気しますけど、追い込んでも平気でボール見られてましたからねー。自分が徳島県内の球場で見た投手のランキング作るなら
1 篠原(鳴門一、vs鳴門工)
2 前川(池田、vs阿波)
3 十川(池田、vs小松島)
4→ココ 森井(板野、vs生光)
5 片山(池田、高2春vs松西、富西)
という感じでしょうか。十川は故障明け初登板でうぉーすげー球投げよる、と思ったんですがそう打線が良いという触れ込みでもなかった松高にぼかすか打たれた思い出の秋季大会準決勝です。
あれこれ話長引いたので結論に行くと、板野はチーム全体の力で生光に競り勝ち素晴らしかったが、翌日の決勝、渦潮戦は序盤から失点しそのまま押しきられた。渦潮は、胸の「渦潮」の文字もなんか強そうだし、ほぼ全員が強いスイングをしてくるのは魅力。甲子園でも優勝候補のひとつと考えて良いのではなかろうか
実際優勝するしない、一回戦勝つ勝たないは別として、徳島の子どもたちに「自分の県の代表が甲子園の優勝候補!!」という感覚を味わせてあげたい。地元メディアには黒いものを白いと言い切るくらいの覚悟でもって「渦潮は優勝候補」と朝夕唱え続けて欲しいです。
たぶん徳島代表が夏に優勝候補視されたのって、1988年だったか、桜間の時の池田が最後では? すでに30年前の、おっさんおばはんしか知らない遠い過去の物語です
と、そんなこんながありつつも、池田の新チームがスタートするから甲子園とかどうでも良いや。
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