伊良部秀輝 野球を愛しすぎた男の真実

ジャッカルすけきよ

2013年02月24日 20:10

PHP新書、団野村著。

−−なぜなら、「きちんとしたフォームで投げていれば、いい当たりをされても野手が守っているところにボールは行くものだから」だ。(略)
だから、テキサスヒットとかポテンヒットと呼ばれる、打球が内野手の頭上を越えて外野手との間にポトンと落ちるヒットを、ヒデキは「運がない」とは捉えなかった。それは自分がいつものメカニクス通りにきちんとしたかたちで投げていないことを示すからである
(171p)

など、ミケランジェロ・ヒデキ独自の投球理論の一端が覗ける一冊です。改めて世界の伊良部が大好きです!となる人もきっと多いのではあるまいか。

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