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2007年07月23日

池田ー阿波展望

徳島大会も明日から準々決勝突入。その最初の一戦は池田対阿波の一戦です。
思えば今年の池田というのは、自分が見て来た三十年くらいの中でも有数の「劇的」性を持ったチームだと思います。蔦監督没後七年、県唯一の夏の甲子園優勝から二十五年、確か矢川監督の池田就任十年(これはちょっとうろ〉、そういった節目の年にもあたっているのですが、秋季大会準優勝、久しぶりの四国大会、そこでの敗退後の対外試合禁止、そして迎えた夏。OB監督率いるチーム相手のサヨナラ勝ち、第一シード相手にエースが死球を食いながら気迫の完投勝利、、とちょっとした映画にでもできそうなくらいの劇的ぶりでここまで勝ちあがってきています。
そして準々決勝。ここで阿波と対戦するというのもまた、劇的な巡り合わせというほかありません。というのも阿波は昨年春夏秋と三季連続で対戦した、池田にとってまさしく因縁の相手なのです。
ちなみにその春夏秋はすべて池田の勝利なのですが新人戦では逆に阿波が二年続けてコールドで勝っており、どちらも特に苦手意識のようなものはないと思います。むしろ新チームになって一勝一敗のライバルと、昨年に続いて夏の大会で決着戦、という捕らえ方が妥当かもしれません。
阿波はエースで四番、キャプテンでこの夏は選手宣誓もした柏木投手がなんといってもキーマンでしょう。これまでのところ投手としては失点率が結構高い気がしますが、実績もあり、決して侮れません。打者としては一試合2ホーマーを放ったこともある県内屈指のスラッガー、勝負強さも備えているようです。この柏木選手だけでなく、打線は集中打で大量点を奪う力もあり、本来機動力野球のイメージが強い学校なだけに、足の方も油断ならないかもしれません。総じてほぼ、池田と五分の戦力を持った相手と見て良いと思います。
両チームここまでの2試合はエースが投げ切っているようで、二人のコンディションが大きなカギとはなりそうな気がします。ただ城東を一点に抑えた南投手のほうが、現段階での評価は上かな。ほかはそんなに差がない気がしますので6ー3で池田勝利、なんて予想をしておきます。


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Posted by ジャッカルすけきよ at 23:39│Comments(3)池田試合
この記事へのコメント
乱打戦での勝利でした。
ベスト4となると夏季大会では久しぶりなのでは。
徳商、鳴工、生光と順当に残っていますが
どうなることでしょうか。
非常に楽しみです。
すけきよさんの神がかり的な予想が
的中していますね。いいことです。
Posted by くろねこ at 2007年07月24日 17:28
↑ごめんなさい、鳴門の間違いです。
工業は敗退していましたね。
Posted by 訂正 at 2007年07月24日 17:33
くろねこさんありがとうございます
スコアを猛烈に外してますし予想的中なんて
トンでもないことですが
池田ー城南
生光ー徳商
とベスト4は池田以外ずべてシード校という
近年にないパターンになりました。
ここから先はどうなるんでしょうねー
そろそろ退職して甲子園に応援行く
準備を始めるか・・・・・・
(つか、そんなことをしたら野垂れ死に必至の無貯金ガイ)
Posted by ジャッカルすけきよジャッカルすけきよ at 2007年07月25日 19:31
 
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