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2006年01月06日

干支ってタヌキだったの?

とくしま動物園で干支の引き継ぎ式なんて
スマイリーなイベントがあったようですね。
で、それは良いのだが。
「九官鳥とホンドタヌキがご対面」ってお前……
それ、トリとイヌで良えんか?
サル年の干支はボクら人間です!
とかほざくようなものでは……まあほざくなとはいいませんが。

徳島は狸伝説の本場なんですけど
そこに登場する犬のポジションというのは
一貫して冷酷非情の殺し屋です。
「日本三名狸」の一狸に数えられる
淡路の柴右衛門狸も観劇中に犬に襲われ遂に命を
落としてしまったと言われています

ちなみにその柴右衛門を通じたまちづくりを
目指す洲本の「洲本八狸」サイトというのがここに↓
http://www.sumoto-cci.org/yadanuki/index.html
徳島に伝わる柴右衛門の死は上記サイトに出てるものとは
ちょっと事情が違ってて、
なぜか勢見の金毘羅だかに犬の芝居を見に行って
そこで襲われた、、というような話でしたが
どうやら大阪で死んだ方が定説らしいですね。

なんにせよ犬はタヌキを見れば問答無用で襲いかかり食い殺す
恐ろしい存在で、民話の世界ではタヌキと人間とは
会話を交わすことがけっこう多いし、
キツネとタヌキもライバル関係ながら時に会話は弾むのですが
タヌキと犬との間にはまったく会話が成立した形跡がありません。
まさに殺戮マシーン。酷いよ犬。でもタヌキも犬だったのか
英語じゃ「raccoon dog」っていうんですけどね
アライグマ犬?

なおウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8C%E7%A7%91
によれば、イヌ科とゆーのは
脊椎動物亜門 哺乳綱 ネコ目(食肉目) ネコ亜目(裂脚亜目)イヌ科。
イヌ亜科・キツネ亜科にわかれ
イヌ亜科のうちにタヌキ属、イヌ属、リカオン属など。
つまりタヌキはキツネよりはちょっと犬に近いわけですか。
ちなみに同じ綱の
サル目直鼻猿亜目狭鼻下目 ヒト上科ヒト科
にわたくしどもは所属することになっていまして
ヒト科はヒト属、ゴリラ属、チンパンジー属に分かれるそうです
こういう細々した分類をなんだかんだ
言い争いしながらやってのけるのが
人間のえらいところですね

なにはともあれ干支にちなみ
今年はタヌキトークをどんどんやっていこうかと
思っております、エエ。


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Posted by ジャッカルすけきよ at 02:19│Comments(0)タヌキ
 
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